日本は、その国土の約7割が森林です。
それにも関わらず、日本の木があまり使われないためにスギ、ヒノキなどの人工林の荒廃が進んでいるのは周知の通りです。
しかし、大きな犠牲を生んだ東日本大震災以降、世の中は一変しました。
津波の被害により、様々な打撃を受けたにもかかわらず、日本の森には復興のためのエネルギーや資源の供給、また防災的な面からも大きな期待が寄せられています。
使うこと、整備すること、また植えること、全てが望まれているのです。
今こそ、暮らしに国産材の製品を取り入れて森を育てるというエコ活動、「木づかい」の推進は日本の復興の一助になると私たちは考えます。
木を使うことから、植える、育てる、収穫する、上手に使う、また植えるというサイクルが始まります。そのサイクルは森林・林業関係者、企業、市民、行政といった多くの人の手を必要とします。
CO2の吸収や国土を災害から守るといった森の持つ多くの働きを発揮させるためにも、様々な立場を超えたパートナーシップを創出し、国産材を使って森を育てることを目指します。
私たちは「木づかい」による社会貢献に、コミットする団体です。 |